子は知的障がい、発達障がい及びてんかんを持っており、特別支援学校高等部に通う高校3年生です。特別支援学校を卒業後は、B型就労継続支援事業所に通うことを希望しています。
今日の朝、子から「同級生から嫌なことを言われた」と話がありました。子曰く、「〇〇(←子の名前)は楽でいいよなぁ」と言われたそうです。同級生の言葉の真意は正確には分かりませんが、子は「自分だって一生懸命頑張っているのに何で楽だなんて思われなきゃいけないんだ」と感じたそうです。
子は学校へ行きたくないと言うことがよくあり、その時は私や妻が子に学校へ行く意味を話したりするので、遅刻をすることがよくあります(最終的に学校へ行くかどうかは子に決めさせています)。また、同じ特別支援学校の生徒でも卒業後の進路は生徒それぞれ違っていて、B型就労継続支援事業所ではなく、A型就労継続支援事業所に通ったり一般企業に就職をする生徒もいます。
子が「楽だ」と言われたのは、学校での生活態度のこと(たびたび遅刻すること)なのか、卒業後の進路のこと(A型就労継続支援事業所や一般企業での仕事の方が仕事の難易度は高いと言えるかもしれません)なのかは分かりません。しかし、本人の大変さや本人がどれほど頑張っているかは、本人や本当に近くで支えたり応援している人でないと分からないと思います。それなのに、「楽だ」と決めつけられるのは確かに嫌だなと私も思いました。
しかし、大切なのは「同級生に理解されること」ではなく「自分が自分のことを認めてあげること」だと私は思っているので、子には、「嫌なことを言われてムカつく気持ちは分かるよ」と前置きし、「でも、〇〇(←子の名前)が自分で自分が頑張っていると思っているなら、同級生からの評価じゃなくて自分の評価を信じたらいいと思うよ」と伝えました。とは言ってもやはり周りから評価されたほうが嬉しいと思いますので、「パパやママは〇〇(←子の名前)はすごく頑張っていると思うよ」とも伝えました。
子に対して、どういう風に伝えていくのが正解かは分かりませんが、我が家ではこんな風にいつも試行錯誤して子と向き合うようにしています。
ホームページについてご案内です。下記事務所名をクリックすると見れますのでぜひ、お時間あるときにご覧いただけますと嬉しいです。私たちの思いの詰まったホームページですので、ぜひ一度ご訪問いただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。