子は知的障がいを持っています。障がいの程度を認定する際に、色々な質問をされることがありますが、その中によく「〇〇が一人でできるか」という項目があります。私はこの「一人でできる」というのはどの程度のことをいうのかいつも迷います。
例えば、「着替えが一人でできるか」という質問があったとして、我が家の子は着替えが一人でできると言えるのか考えてみたいと思います。子はシャツを着るもしくはズボンを履くといった動作は可能です。しかし、指摘をしてあげないと前後ろを反対に着ることがよくありますし、表裏を反対に着ることもあります。また、タンスから服を一人で取りにいかせると上下バラバラのものを取ってきますし、タンスの他の服までタンスから落としてしまいます。ですので、普段は私が着替えの服を取ってきて子に渡して、それを子が着て、前後ろ反対だったときは私が指摘をして着直させるようにしています。私の考えでは、これは着替えが「できる」か「できない」かと言えば「できる」けれども、「一人でできる」とは言わないんじゃないかなぁと思っています。あえて言えば「補助があればできる」というのがしっくりきます。
ちなみに、最近、子が着替えようとしたときに面白かったエピソードがありますので紹介します。子の服は上下が同じ色のセットが多いのですが、子が長ズボンを頭からかぶろうとして、「あれ？頭出すところが見つからない？」と言っていました（笑）決してバカにしているわけではなく、その姿がとてもコミカルで可愛かったので笑ってしまいました。
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