今日は祝日ですので、配属研修はお休みでした。午前中は溜まっていた洗濯物をしたり家事をこなしたりしており、午後はホームページの改修作業をしました。子も学校がお休みだったのですが、近くの祖父母の家に遊びに行っています。頻繁に子が祖父母に遊んでもらえていますのでとても助かっています。
ホームページに載せる内容を考えているのですが、これがなかなか難しいのです。士業のお仕事は専門的であるがゆえに、専門家以外の方には分かりにくいところが多々あります。分かりやすい説明は一見すると良い説明であるかに思えますが、分かりやすい説明は誤解を与えやすい説明にもなり得ると私は考えています。
例えば、司法書士のお仕事に「相続放棄の申述書の作成」というものがあり、私がホームページに「相続放棄の申述は,民法により自己のために相続の開始があったことを知ったときから3か月以内にしなければならないと定められていますのでお早めにご相談ください。」と記載しようとしたところ、妻から「分かりにくいのでは?」と指摘されました。妻は、「相続放棄の申述は,亡くなったことを知ったときから3か月以内にしなければなりませんのでお早めにご相談ください。」の方が分かりやすいと言います。しかし、それでは誤解を与えかねないと私は考えています。
まず、「自己のために相続の開始があったことを知ったとき」とはいつの時点を指すのかと言いますと、「相続人が被相続人の死亡を知り、かつ自分が相続人であることを認識した時点」のことを指します。「相続人が被相続人の死亡を知ったとき」と「自分が相続人であることを認識したとき」は同じ時点であることが多いですが、例えば「他の相続人が相続放棄をした結果、自分が相続人になったことを知った場合」などは、その日が起算点となりますので、「亡くなったことを知ったとき」だけでは言葉が足りないことになります。
また、「3か月以内にしなければなりません」と言い切ってしまうのも誤解を与えかねないと思います。例えば、相続財産の調査に時間がかかる場合などで、3か月の期間内に裁判所に期間延長の申立てを行い、裁判所がそれを妥当と認めれば、期間の延長をすることができます。
以上のように、分かりやすく説明しようとすると、誤解を与えてしまう恐れがあります。口頭での説明であれば、ある程度かみくだいて分かりやすくすることも有効ですが、文章にして説明するときにかみくだきすぎると隙のある文章になってしまいます。できるだけ分かりやすく、かつ、誤解を与えない文章を作成するのはとても難しいことだなぁと悩みながらホームページ改修作業をしています。
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