妻と子は、よくケンカをしています。先日もケンカをしていました。事の発端は、子が妻に対して、学校行事に来てほしくないと言ったことです。
妻は、お迎えや行事のときなど、よく子の通っている特別支援学校へ行く機会があります。妻は明るい性格なので、学校で子の同級生とすれ違うときなどに「〇〇くん、元気?いつもウチの子と仲良くしてくれてありがとね!」というような声掛けをしています。なので、子の同級生たちも割と妻にフレンドリーに接してくれており、学校で妻を見かけると話しかけてくれます。
しかし、子の同級生たちが妻に、子が学校で失敗した話や先生に注意されていた話など、子の良くなかったところを話すので、妻は子に対して突っ込みをするかのように「こら~」と冗談っぽく言うのですが、そのやりとりが嫌なようです。自分の悪いところをチクられているような感じがするからだそうです。
それで、子は妻に学校行事に来てほしくないと言い出したのですが、最初はケンカではなく、妻が落ち着いて、どうして同級生たちがそのような話をするのかをしっかりと説明し、妻がどういう思いで同級生たちに対応しているのかを冷静に話していました。妻の話を聞いて、子は思い直し、妻に「(学校行事に)来ていいよ」と言いました。これが学校へ行く前の朝の話です。
ところが、夜になると、子は話を蒸し返して「やっぱり(学校行事に)来ないで」と言い出しました。その夜は私が子に対してお金の使い方が荒いと注意したこともあり、子の機嫌が悪かったように思います。子は機嫌が悪くなるとどこか八つ当たりができるところを探すような傾向があります。妻も、朝に一生懸命話したことが無かったことになっていることからか、頭にきてしまい、「今後はもう2度と子の学校には行きません」と宣言し、ケンカになりました。私も、今回は子が私に注意された当てつけで朝の話を蒸し返したように思いましたので、子に対して、一度決めたことを蒸し返すのは良くないと伝えました。
すると、子はまた、自分の頭を叩くという自傷行為をして気を引くような行動していました。しかし、そのとき妻が、「自分の頭を叩けば親がうろたえて自分の主張が通ると思っているんじゃないの?そうやって気を引くのはずるいよ。」と話すと、すぐに頭を叩くのをやめ、子は子なりに反省していました。
以前までの子だったら、頭を叩き続けていたでしょうし、話も聞かなかったでしょうが、今回は話を聞いて自分の悪かったところを反省していました。妻もそんな子の様子に気づき、そのあとは、冷静に過ごせていました。子も自分が話を蒸し返してしまったことを反省できていること、妻も子の様子を見て怒りを収められたこと、二人ともケンカにはなりましたが成長しているんだなと思いました。結局、子の気持ちを尊重して、妻は今回は子の学校行事には行かないことにしました。
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