本日は、子の学校行事に参加してきました。子は特別支援学校の高等部に通っているのですが、特別支援学校には作業学習というものがあり、子や他の生徒さんたちが、農耕班や木工班など、それぞれの班に分かれて日々ものづくりをしています。ちなみに我が家の子は、紙工班に所属して紙製品を作っています。
本日は、子らが頑張って作った製品の販売会がありました。学校の敷地内で製品をひろげてお店みたいな感じにして生徒さんたちが直接販売をしています。販売会は午前10時から始まっているのですが、我が家の子が販売員として店頭にでてくるのは午前11時からの予定でしたので、その時間に合わせて学校へ向かいました。
生徒さんたちが作った製品は人気があり、販売会では毎回売り切れています。私は、子が紙工班なので、子が作った紙製品を買おうと思っており、特に「油すいとーる君」という料理で使用した油をすいとる製品がとても優れているので、それを狙っていました。
私と妻と私の父で学校に行きました。私たちはすぐに紙工班の売り場に向かい「油すいとーる君」がまだ売り切れていないことを確認しました。しかし、私たちが学校に着いた時刻は午前11時を過ぎていたにもかかわらず、販売会の店頭に子の姿が見えません。すると作業学習の担当の先生が声をかけてくださり、子が学校から帰りたいと言って店頭に出てこない旨のお話をしてくれました。
私が妻と一緒に子のもとへ行き、子から話を聞くと、子は自身の進路がまだ決まっていないことにイライラして販売会に参加する気が起きないというようなことを言っていました。確かに子は進路希望先での実習を終えているのですが、まだ進路先が決まっていません。もしかしたら同級生で進路先が決まっている子が増えてきて焦りや不安があるのかもしれません。しかし、それと販売会に参加しないことは関係がありませんので、私と妻は、そのことを子に言い聞かせました。そして私は、販売会に参加するのも、参加せずに帰るのも子の選択次第であること、ただし自分の選択には自分で責任をとるんだということを伝えて、子自身に決めさせることにしました。
すると、子は「頑張って販売会に参加する」と言って、担当の先生に自分のやるべき仕事を確認し、売り場に入っていきました。私たちは、子が頑張りに行く姿を見送って売り場の列に並びました。しかし、子といろいろ話している間に「油すいとーる君」は売り切れてしまい、結局「油すいとーる君」を買うことはできませんでした(笑)
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