介護と仕事の両立日誌

障がいを持つ妻と子と共に生きる日々

最初で最後の卒業式。

2026-03-10 19:26:59
2026-03-10 23:30:56
目次

 我が家の子は、特別支援学校高等部3年生です。今日は子の学校の卒業式でした。子は、小学生のときは特別支援学校小学部に通っていましたが、2年生~4年生まで不登校で、中学生のときは普通学校の特別支援級に通っていましたが、3年生のときに不登校になりました。

 しかし、特別支援学校高等部に入ってからは、子は通院や体調不良以外ではほとんど学校を休まずに通学することができました。もちろん、学校を休むことが良くないという意味ではありませんし、休まず学校に通う方が優れているとも思っておりません。人には人それぞれの事情があると思います。あくまでも私の子の場合のお話ですが、子は「本当に学校に行きたくない」のではなく、「本当は学校に行きたいのだけれど学校生活が上手くいかないから学校に行きたくない」のだと思います。子は学校を休んでいるときも学校のホームページをよく見ていました。そして、子は特別支援学校高等部に通うことで大きく成長できましたし、子が頑張って学校に継続して通うことができたことを私は誇らしく思います。

 子が学校に通うことができたのは、子自身の頑張りもありますが、学校の先生方のおかげも大きいと思っています。学校の先生方は、子や他の生徒に寄り添った対応をしてくださっていました。例えば、子は何かトラブルがあったときに、すぐに相談できないと、後から実際に起きた出来事と自分の頭の中の考えがごちゃ混ぜになってしまい、事実と異なる出来事を本当にあった出来事だと勘違いすることがあります。ですので、私は学校の先生と相談し、何かトラブルがあった際は子がその場で先生に相談できるような体制をとっていただきました。

 それでも子は何度も「学校に行きたくない」と言うことがありました。そんなとき、先生は「〇〇さん(←子の名前です)が学校に来てくれると先生は嬉しい」と言ってくださいました。子は対人関係で困難を抱えることが多く、クラスメイトとのトラブルも少なくありません。正直言って、先生の視点で仕事として考えるのならば、子が学校に来ないほうが先生は楽かもしれません。それでも先生は子に学校に来てくれたら嬉しいと言ってくれます。しかも、その言葉は建前ではなく本心から言ってくれていると私は感じました。先生のその気持ちが私はとても嬉しく思いました。

 また、子が対人関係で悩んでいるときに、助けになってくれたのは子の祖父母(私の父母)です。子は、悩みや愚痴を言いたいときはいつも祖母に電話をします。祖母は子の話をいつも親身に聴いてくれます。子は祖母が話を聴いてくれることがとても救いになっていると感じます。また、祖父はよく子と一緒に遊んでくれます。子は障がいを持っていることもあり、学校外で友達と一緒に遊ぶことが困難です。ですので、祖父が子と一緒に友達のように遊んでくれることがとても子は嬉しいようです。ちなみに、子の伯父(私の兄)も帰省したときは子の一番の友達のように遊んでくれます。祖父母や伯父にも本当に感謝しています。

 最後に、子が3年間学校に通うことができたことは、子の母である妻のおかげでもあると私は思っています。妻は精神疾患を抱えており、本来であれば子育てをすることが困難な状態です。それでも、3年間、いや、子が生まれてからの約18年間頑張って子育てをしてくれました。妻にも本当に感謝しています。

 子自身や様々な方々のおかげで本日の卒業式を迎えることができました。本当に感慨深い日になりました。子は小学生のときも中学生のときも卒業式に出席することができませんでしたので、初めての卒業式でした。もちろん私も初めて子の卒業式に出席しました。最初で最後の卒業式でしたが、卒業証書授与の際に元気よく返事をする子や、卒業生の歌の披露の際に一生懸命歌う子の姿を見ることができて幸せでした。

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行政書士なかむらしんご事務所

この記事を書いた人

なかむらしんご