昨日に引き続き、妻の買い物依存のお話です。以前妻の買い物依存がひどい状態だった際に、「何か趣味があれば、趣味に没頭して買い物依存も改善するのではないか」と考えたことがあります。しかし、これは妻にとっては逆効果だったようで、その趣味にまたお金をかけてしまって節約から遠ざかってしまいました。妻がはまった趣味は化粧です。化粧品売り場の接遇はとても上手で、妻は寂しさから、どんどん一流メーカーの接遇にはまったそうです。妻は化粧品を買えばこの安らぎが手に入ると思い、化粧品にたくさんお金をかけるようになりました。
しかし、買うときは楽しくても、買った後は買い物をしてしまったことへの後悔がおしよせます。それでも買い物は辞められず、妻は、心の拠り所を探すように買い物にのめりこみました。
転機があったのはコロナ過に入ったときです。なるべく人と接することのないようにしなければならないという意識が世間に浸透してきたため、化粧品売り場で接遇を受ける機会が減ったことと、私が在宅勤務をすることができたことが好転するキッカケでした。
私が在宅勤務をすることで、以前より妻の話を聴くことができるようになりました。それまで妻は体調が悪くても私が仕事に行くために無理をして送り出していましたが、そういう無理をする機会も減りました。結局いつまでも在宅勤務をすることができるわけではなかったため、私は仕事を辞めることになりましたが、仕事を辞めてから妻の買い物依存が改善したのも私が妻の話をよく聴くことができ、妻が孤独な戦いを強いられれることがなくなったからだと思います。妻は長い間、孤独と戦ってきました。私は、皆様の周囲に買い物をしてストレス発散をしている方がいても、できる限り責めずに過ごしてほしいと思います。責めるより、よく話を聴くことが大切だと私は思います。
私は、現在の仕事においても、人の声をよく聴いていきたいと思い「あなたの声を大切に。」をキャッチコピーにしました。依頼してくださる方がご要望などを言いやすい雰囲気を作っていきたいと思いますし、何か不安がありそうだなと思ったらこちらから聴いていきたいと思っております。これは、妻と子と一緒に生きてきた経験から学んだ姿勢です。
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