介護と仕事の両立日誌

障がいを持つ妻と子と共に生きる日々

子の思い込みについて。

2025-11-12 09:50:52
2025-11-12 11:05:49
目次

 最近は妻の話が多かったように思いますので、本日は子の話をしたいと思いました。最近に始まった話ではないですが、子は思い込んだことと現実に起きたことの境目が分からなくなり、思い込んだことを現実に起きたことのように報告してくることが度々あります。内容は主に、同級生に嫌なことを言われた・嫌なことをされたということです。このような子の症状は発達障がいの特性なので、子の話が事実かそうでないかに関わらず正しい行動を教えた方がいいと病院の先生からは言われています。我が家では、まず、学校でトラブルがあった場合は、その場ですぐに先生に報告して相談するよう子と約束しており、先生にもこのことを共有しています。

 先日も、「同級生に嫌なことを言われた」という話を子がしていたので、私は「先生に相談したの?」と聞きました。すると、子は「〇〇先生に相談した。」と言っていたので、私は学校に電話をして該当の先生にお話を聞いたのですが、その先生は子からそのような相談はされていないと言っていました。学校の先生は信頼できる方なので、先生が嘘を言っているとは考えにくく、おそらく子の思い込みなのだろうと考えています。

 私も発達障がいの専門家ではないので、どう対応していいか分からないことも多いです。「同級生に嫌なことを言われたこと」自体が子の思い込みなのか、それとも「同級生に嫌なことを言われたこと」は事実で、「先生に相談したこと」が思い込みなのか、もしくは、「同級生に嫌なことを言われたこと」は思い込みで「先生に相談したこと」は約束を守らなかったことを隠すための嘘だったのか、正直言って分かりません。

 私も妻も親として完璧ではありませんので、どうしても「どうして先生に相談しなかったの!?」とか「どうして先生に相談したなんて嘘つくの!?」とか言ってしまうこともあります。特に子が同級生を悪者のように言うことが多いので、それが事実でないならその同級生にも申し訳ないという気持ちもあることから感情的になることがあります。

 しかし、すこし時間をおいて冷静になった後に、病院の先生の教えのとおり、まずは「学校でトラブルがあったらすぐに先生に相談すること」を子に再度伝え、「すぐに先生に相談しなかった場合は、対応が困難になるということ」も伝えました。こういったことが頻繁にあるので、常に冷静に対応することは難しいですが、最後には冷静になり、子のことを責めているのではないこと、思い込みの強さは治すことは難しいので対処法を身に着けることが大切だということを伝えるようにしています。

 ホームページについてご案内です。下記事務所名をクリックすると見れますのでぜひ、お時間あるときにご覧いただけますと嬉しいです。私たちの思いの詰まったホームページですので、ぜひ一度ご訪問いただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。

行政書士なかむらしんご事務所

この記事を書いた人

なかむらしんご