発達障がいを持つ方は、得意なことと苦手なことの差が大きいと言われています。妻と子の場合、道を覚えることは得意ですが、起こった出来事や人の話を覚えることは極端に苦手です。
我が家は車で出かけることが多いのですが、妻も子も1度来た道を景色でなんとなく覚えています。どこに何があったか写真のように覚えていられるそうです。ちなみに私は全然道を覚えることができないので、ナビがないとダメな人です(汗)いつも妻に道を教えてもらって運転しています。
しかし、妻や子から道ではなく起こった出来事や人から聞いた話を教えてもらうときは、要注意です。おそらく思い込みが強いことが原因かと思われますが、妻や子から聞いた話が事実と違うことはよくあります。例えば、子が以前「学校で先生から、もう学校に来るな、と言われた」と話していたので、私はひどい話だと思い学校に連絡したら、実際は子が何か学校のルールを守れなかった際に先生が「学校では学校のルールを守らないといけないよ」と指導しただけということがありました。もしかしたら「ルールを守れないなら学校に来るな」とでも言われたのかもしれませんが(そうだとしたら言い方は良くないとは思いますが)、いずれにしろ先生が言いたいのは「学校に来るな」ということではなく「ルールを守れ」ということなのですが、子には上手く伝わらなかったようです。こういうことが頻繁にあるのですが、本人も嘘をつこうと思っているわけではありませんので、よく事実を確認して冷静に判断することが大切だと思いました。
苦手なことがあっても、本人が悪いとか本人の努力不足だというわけではありません。我が家では、本人の出来ることを伸ばし、できないことは把握してお手伝いするというような具合でお付き合いしています。苦手なことがあって困っているのは本人だと思いますので、周りがそれを叱ったり怒ったりするのではなく理解して支援することが大切だと思っています。
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