介護と仕事の両立日誌

障がいを持つ妻と子と共に生きる日々

最後の夏休み

2025-08-30 10:29:13
2025-08-30 22:26:05
目次

 私の子は、特別支援学校に通っており、現在は高等部の3年生です。今年度が終わると子は学校を卒業するため、今年の夏休みは子にとって最後の夏休みでした。本来であれば、最後の夏休みですし、どこかに連れて行って思い出を残してあげたいところですが、私が事務所を始めたばかりで忙しいのと、収入が安定していないので、今年の夏休みは子をどこかに連れて行ってあげることはできませんでした。

 本日、些細なことで私は子とケンカをしてしまいました。その際に、子から「夏休みどこにも連れて行ってくれなかった」と文句を言われてしまいました。私は、妻と子の介護のために必死の思いで安定した仕事を辞めて介護と両立できる仕事をしようと頑張っているつもりでしたので、子から言われた言葉がとても悔しくて、子に感情的になって怒ってしまいました。

 子は最初は私が何でそんなに怒っているのか分からなかったようですが、妻が子に説明をしてくれて、最終的には子は自分の言った言葉について謝ってくれました。私も感情的になって怒らずに、なんで今年は夏休みにお出かけできなかったのかや、「どこにも連れて行ってくれなかった」と言われるとどうして私が苦しい思いをするのかを冷静に説明するべきでした。私も怒ってしまったことを子に謝りました。

 子に対して怒ってしまった私の態度は、はっきり言って良くなかったと思います。今後、子が自分の思ったことを言うことを躊躇してしまう要因にもなりかねません。失敗したと思いました。でも、妻も子もそのことで私を責めたりしませんでした。それがとてもありがたかったです。今後も失敗することもあると思いますが、反省しつつ、頑張って行きたいと思います。

 ちなみに、仲直りした後は、妻と子と自然の景色を見ようとドライブしましたが、目的地である山で土砂崩れがあったのと、冠水警報がでていたので、山に着く直前でそのまま引き返して帰ることにしました。それでも、ドライブできたことや途中の道の駅でみんなでお弁当が食べられたことが楽しかったと、家族で満足することができました。たいしたところへ連れていけたわけではありませんが、家族の思い出になったと思います。

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行政書士なかむらしんご事務所

この記事を書いた人

なかむらしんご